陶器椅子&茶壺

 日本の良質な大地からの恵みを活かし、安土桃山時代の土をブレンドして熟成させて作ったオリジナルの一品です。陶器椅子と茶壺でほっと安心する大きなぬくもりを感じてください。

土のぬくもり

 人はぬくもりがあると安心します。温かい場所を求めるのは人間の生きる本能だから。熱=エネルギー。熱は人間にとって必要不可欠。身体の生存機能調節は熱によって調整しています。病氣の時は、発熱して免疫を高め、細菌を排出します。体内の毒を排出するには熱がないと出来ないのです。身体が自然と受け取れるもので熱を加えていくと、自然のリズムを取り戻します。人間は土に触れると安心・安定します。

 それは、地球の大地が人間本来の心身バランスを調整してくれるから。土はぬくもりがあり、ふかふかで私たちをいつも包み込み護ってくれている大きな存在です。まさしく母なる大地。日本古来からの大地からの恵みは、私たち人間を本来の生きる姿へと変容するサポートをしてくれます。

素焼きの遠赤効果

 素焼きのぬくもりは自然のリズムでカラダを整える手助けをしてくれます。そして、遠赤外線効果が高く、カラダを芯から温めてくれます。遠赤効果がカラダに一番負担か少ない温め方なんです。そして水蒸気も合わさることで、カラダに負担無く、皮膚からも内側からも気持ちよく温めてくれるのです。素焼きとは、釉薬を塗らない状態で、1200度以上の高温焼成をするため原料に含まれる金属などは蒸発し純粋なセラミックのみになります。そのため遠赤外線効果も含まれる状態となるのです。そのまま手で叩くと、楽器にもなれる!?ような音がします。窯元さんへお伺いしたら、自然が生み出した適当な超微細な隙間が出来上がり完成したもので、水分と不純物が抜けて粘土が焼き締まることで固くなり、楽器のような良い音が出るそうです。

 音叉528Hzを奏でた時も、陶器椅子が共鳴して音が柔らかくなりました。面白い現象でした。そして、素焼きの陶磁器はそのまま水洗いもできるため、殺菌・滅菌効果が優れており衛生的で環境にも人間にも優しいものなのです。また、直接触れるものなので、手触りにもこだわり、なめらかな触り心地にしました。

再焼成で新品へ生まれ変わる!!

 江戸時代は完全リサイクルしていた時代と言われているのを知っていますか?昔は、将軍様の家紋入りの食器をお城では使用していました。しょうゆ染みなど付いたからと言って割って捨てるようなことあらば、家紋に傷をつけることとなり、お手さばき(打ち首)になってしまいます。そこで知恵を出して考え出したのが、再焼成という方法だそうです。素焼きのメリットは、再焼成で新品へ生まれ変わるという、昔の人の知恵の賜物です。今現代で必要とされているエコに対する考え方は、江戸時代に見習わなくてはなりません。モノを大切にする心。大事にしていきたいですよね。弊社の陶器椅子・茶壷は破損しない限り、再利用可能です。再焼成することで新品同様になります!!(@o@)以下の写真の通りに、再焼成すると、不純物がなくなり、液たれのスジなどがなくなります。本当に新品に戻ってしまうのです!これには驚きでした。優れた職人技が必要ですが。椅子も茶壺も、素焼きのものは再焼成可能だそうです!!弊社では再焼成のメンテナンスも行っています。本当に良い品というのは、長く使い続けられるもののことを言うのだと改めて思いました。

安心感で出来てる陶器椅子

 日本の黄土を基準とし、安土桃山時代の土をブレンドして熟成させて作ったオリジナルの一品。季節によって、土の配合(素材)を変え職人技のみで仕上げている座浴椅子です。空気層が多く水をすぐ吸収しサラッとした使い心地を実現。手触りにもこだわり、滑らかな触り心地。大きめに作っているので座っていても余裕な安定感があります。耐荷重300kg 直径36cm X 高さ35cm(手作りなのでそれぞれ若干の違いがあります。)出来上がった陶器椅子。素敵なテラコッタ色に変色していくのも魅力のひとつです。ご興味のある方はこちらをご覧ください。陶器椅子ができあがるまで

ハーブに調和する茶壺

 天然のハーブに調和する土を用いた専用茶壺です。光沢があり素敵な茶壺です。直火可。熱伝導が良くまた熱膨張などの変化が少ない陶土を使用しています。また焼成方法や高温焼成(1250度以上)にする事で強度を高めています。こちらもセラミックとなっており、高温の良い音がします。

≪ミニ知識≫

 災害時にも使えるスチームセット!!

・少量のお水でカラダを温めることができます。

・ご飯やおいも、味噌汁なども炊けます。

この茶壺で焼き芋をすると遠赤効果でホクホクで美味しいやきいもになります。直火が大丈夫なので、キャンプ用のコンロもおすすめ。フタは木があれば大丈夫。知恵と工夫で災害時を乗り切ることが出来ます。


これからは再生可能できるものを選び使いこなしていく時代となってきます。地球に優しいもの・優しい人の循環が大切な時代となります。次の時代へと繋がっていくように、その一因を担えるようにしていきたいですね。